
定期的に歯科検診に行く重要性
数年前までは「歯科の定期検診」に行く、なんてことはありませんでした。「そろそろ定期検診の時期です」と定期検診の案内がハガキで届いても、自然と行かなくなり自然消滅・・・ということばかりでした。
そんなわたしでも、数年前に歯医者を変えてから、今では2~3か月に1回は歯科定期検診に行っている次第です。
なぜ続いているかというと、検診に行った帰りに次回の予約を取って帰るから。2か月先の予約ですが、予約しておくとこれが行くんですよね(笑)案内のハガキだけだと、そのまま放っておいちゃいがち。予約するって大事です。特に、3日坊主の性格の人にはおススメ。
でも、やっぱり面倒くさいな~と思うときも。虫歯にもなっていないし、特に不具合もないのに時間を取って歯医者に行くなんて・・・。でも、「歯の健康」は「身体の健康」です。歯が悪くなると、美味しくご飯も食べられなくなるし、そうなると元気も出ませんよね。そう思って、40代大人女子は重い腰を上げているのです(笑)
さて、歯科の定期検診って具体的どんなことをするのでしょうか?今回はその内容をご紹介します。
1.歯肉炎・歯周病のチェック
これは、歯科専用の器機を使って歯周ポケットをの深さを計っていきます。この検査をしても健康な歯茎からは出血しませんがちょっと腫れていたり、何か不具合があると出血もします。また、歯がぐらついていないか、チェック。歯槽膿漏になると、歯を支える土台の歯茎が弱って歯がぐらつくようになります。ひどくなると抜けてしまいます。そうなる前に、チェックする、という訳です。
また、歯周病により、歯茎の中で作り出される炎症性物質(サイトカイン)は血液を介して血糖をコントロールするホルモンであるインスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させる可能性があることがわかっています。つまり、歯周病と糖尿病は深い関係性があるんですね。
糖尿病とは?
糖尿病とは、食べたものから分解された糖分が、体内に吸収されにくくなり、血液中に糖分が溜まってしまう状態(高血糖)が続く病気です。このような高血糖状態が続くと、心臓病、腎臓病、脳卒中、失明などの合併症を引き起こしてしまいます。
(サンスターHPより)
【参考】⇒(公)日本歯科衛生士会HP
2.歯の着色汚れを取る
わたしはコーヒーや紅茶など、歯に着色しやすい飲料をよく飲みます。毎日歯を磨いていても少しづつ歯に着色が出てくるんです。茶色い歯だと、歯を見せたくないですよね(笑)虫歯でもないのに定期検診に行く目的として、これは大きいです。やっぱり、専用の機器で磨いてもらうと綺麗になりますよ!
3.歯磨き指導
きちんと歯を磨いているつもりでも、やっぱり磨き残しがあります。個人それぞれの磨き方の癖というか、「上手」「下手」ってあるんですよね。歯医者さんに行く前に歯を磨いているにもかかわらず、磨き残しがあるので、「なぜここに汚れが残っているのか?」という感じで「こうして磨くといいですよ」という指導を受けています。自分では気付かない磨き方の癖がわかって勉強になります。
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4.その他
たまに虫歯予防の「フッ素」を塗ってもらったり、虫歯の治療のその後のチェックをしたり。ほとんどが歯科衛生士さんですが、歯科衛生士さんが処置できない分野の時は歯科の先生が出てきます。
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【歯科検診】まとめ
最初に、「歯が悪くなると美味しいご飯が食べられなくなる」と記述しましたが、実は「歯の健康」は糖尿病をはじめ、身体全体の健康に深く関わっているんです。
特に30代、40代の8割が歯周病、と言われているくらいポピュラーな「歯周病」は軽い症状の場合、自分ではなかなか気付きませんし、自然には治癒しません。
お家でのセルフケアも行いつつ、是非一度歯科検診をしてみてください。そして、半年に1度でも歯科定期検診をすることをおススメします。